EVERYONE IS HERE THE FINN BROTHERS EVERYONE IS HERE THE FINN BROTHERS

八王子駅と京王八王子駅の間のブックオフで500円だったか250円だったか、世紀の傑作に久しぶりに出会えたというか、クラウデッドハウスは好きだったけれど その後のフィン兄弟の行方を追ってたわけではなく、つまり好きだけれどそう熱心なファンではなかったのだけれど。

2004年のアルバムらしい。10年前や、川岸に立っている不機嫌そうな2人の白黒のジャケットにはいいアルバムであるとジャケットは語っていたけれど、ここまでとは思わなかったというか。不毛の2000年代とか言ってれば済むわけだが しかしこのアルバムは、ポールウェーラーのスタンリーロードとかと同じ、ビートルズフォロワーの大傑作というか

クラウデッドハウスは、ビートルズ、優しい声ということでスクイーズと同系統と思っているのだけれど、アレンジが凝っているというか、スクイーズはパブロックのいい加減さがあるけれどこっちはもっと作りこむというか その点、ビートルズにより似とるというか、いずれにしろ歌が大好きの天才の系譜というか

1曲目”won't give in"がやはり世紀の大傑作というか、大好きな楽曲です。ジャケットそのままの景気の悪いコード進行から丁寧に歌い始める。すぐにお兄さんのコーラスが入る。丁寧に歌い終わるとお兄さんの弾く景気の悪いピアノフレーズ、 でも唄物で、決意表明なのかな、”won't give in"、中間の展開もメロディも最高です。そんで景気の悪い唄物に戻っていく。

Finn 兄弟はニュージーランド出身らしい。ニュージーランドというとユーライアヒープの死んじゃったベーシストとキウイしか思い浮かばんが、しかしまあ遠いところだが、オーストラリアとの関係はどうなのやろう、少しややこしい関係はあるのかな、 Finn兄弟のアルバムは、とてもキウイだけ食ってる人達とは思えないわけで、弱者の視点というか、人間の視点というか、そういうものを感じる気がし、この世紀の大傑作は一生の愛聴盤になるに相違なく、ギターコードの美しさを基調にした素敵な楽曲と 丁寧なアレンジと諦観と

今何やってるのやろう、少ない友達に勧めたい大傑作でした。

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