a period of transition VAN MORISSON a period of transition VAN MORISSON

天才バンモリソンの天才振り大爆発といっていい物凄い事になっているアルバム。 バンモリソンと言う人はとにかく誰の言うことも聞かん、好き放題という人だが ここでも大爆発である。

このアルバムではドクタージョンがサポートしていて他のアルバムと音の感触が確かに異なるが ある程度任せられる新鮮な人がいたためか、とにかくあの天才ボーカル大爆発である。

至高のバックバンド。楽器の上手い下手はよーわからんがしかしまあうまいつったらこういうことなんだろう。 そういう腕利き達に囲まれてそんでとにかくあれ、大爆発である。

少年のどうのこうのと言い出すとバンモリソンの場合ねちっこくて脂っこくて何より因業で少年らしさはかけらもないが しかし枠にとらわれず自分の好きなものだけ自分の好きなようにやってきたために確かにこの人はバンモリソン と言うジャンルを確立していてつまり長い間他のなんびとにも似ていない。一曲毎にあのがなり大爆発である。

人間の一番元気な時は生理的には20代なのだろうけれど30,40なんつうのも仕事にアブラが乗ってくるなんていわれる。 50,60になると適度に枯れるのだろうけれど 恐らく バンモリソン30代やろう、ギトギトの乗りに乗った がなり、人生のうちで最高潮なのではないだろうか? 最近も確かに充実してるが枯れている。この人間国宝がなりに関しては 全アルバムの中でも絶頂といっていいと思う。とにかく大爆発である。

バンモリソンの良さは唄いたくなる事だと思う。こんなに気持ち良く唄われたら一緒に大声で歌いたくなる。 そんでがなりも入れて、テキトウに崩して、そうすると確かに人様にはとても聞かせられんような代物が近所に響いて家族に怒られたりする。 とにかくこっちも大爆発である。

ポールマッカートニーは天才だけれど曲全体で聞かせる3分間の天才と言うか 少なくとも素敵なメロディの30秒の天才。バンモリソンという人はあのがなりでとにかく一瞬でカッコよくしてしまう5秒間の天才というか。 そういうひらめきだけで長い間やってきた確かに唯一無二の人だと思う。

Joyous sound と言う唄があって素敵な音楽どうのこうのというタワイモない唄だけれどギターであわせてみたら見事なスリーコードで 昔バンドやってた時に曲作ってくとコードがみんな同じとか言われたのを思い出してしまった。バンモリソンだって同じじゃんか! 

コードから曲を作るのはあんまり信じられなくてメロディがどっかから浮かぶモンというかなんかそんなモンと思ってた時期があった。 僕の中では同じコードでも全然違う曲だった。ただの思い込みだけれど。

腕利き達の中で自分はなんか一瞬のひらめきを探す、そんでそれをつないでいく。天才でもなく唄も凡人以下でつまりかなり音痴な為 とんでもない代物ではあったが、気持ちとしてはバンモリソンをやりたかったのではないかと恥ずかしい過去を推量してしまった。

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