Bob Seger the SILVER BURRET BAND Stranger in Town Bob Seger the SILVER BURRET BAND Stranger in Town

ボブシーガーの大ヒットアルバム。当時雑誌にプッシュされていた。しかし。熊みたいなひげ面長髪で清潔感のない顔がどーんと映ってるジャケットは、グラハムパーカーのステディナーバスと同様の負のインパクトを人々に与えるわけで日本では 全く売れなかったと思う。僕も何にも引っかからなかった。土曜日会社で少し早引けして、八王子駅のブックオフで買ったのだけれど、それで一緒に買ったフィンブラザーズは、掘り出し物で嬉しかったのだけれど、一緒に買ったこのアルバムもいやこれはしかしアメリカで爆発的に売れて ブルーススプリングスティーンと同じくらいの人気といわれても全くよくわからなかったけれど、よくわかった。スケールでかい、アメリカのハイウエイをぶっ飛ばしていくのにちょうどいいとドゥービーブラザーズとかバンへイレンとかボストンとか渋谷陽一が言ってたが、その範疇にしっかりと入る アメリカでしかありえない高速巡航型ロックンロールで最高である。いや、ブルーススプリングスティーンという人はフォーク畑でもあるわけでトムペティという人も線の細さを感じさせる。アメリカという国を体現してるアメリカンロックンロールの王様というのはこの人だったのかなあ、ロックンロールが好きな 人のいい、素敵な人のようで、このアルバムとナイトムーブスが一番売れたらしいのでナイトムーブスもいつか500円くらいなら買おうと思う。

誰かのアメリカ人のレビューにフランキーミラーのことをイギリスのボブシーガー、いやそれは逆でボブシーガーがアメリカのフランキーミラーなのかとか書いてあったが、その方と少しお話したいというか、フランキーミラーに似ているといえなくもない、オーソドックスで 人柄のよく出た素敵なロックンロールというのは、しかしこのアルバムでもフランキーミラーのカバーをやっており、このアルバムはアメリカで大ヒットしたわけでフランキーミラーも印税は少しは入ったのはないかというか、エイントガットノーマネーはカッコいいナンバーだけれど、なんでフランキーミラーは知る人ぞ知る というか、パブロックに毛の生えた程度で終わってしまったのやろう。いやカッコいい、カッコよすぎる。筆者はギターも弾けんし、パブロックのしみったれ感満載というか、こういうのでキンのは自明だが、フランキーミラーという人は高速巡航型ロックンロールの王者といえなくもないわけで ボブシーガーの先生というかキャリヤを考えたらどっちが先生かわからんが、

フランキーミラーの曲はUFOもカバーしている、ボブシーガーの曲はシンリジーもカバーしている。スケール感があるこれらの人達のロックンロールは大好きだけれど、何というかいいピアノの人がいないというか、アマチュアバンドがコピーしにくいというか、ギターバンド全盛の当時の日本というか 今もそうやもしれんがバンドやろうぜ的なところと少し距離を置かざるを得ないというか、ロックンロールが好きなら鍵盤も入れて、サックスも入れば素敵だし、しかしギター2本の5ピースか、ギター1本の4ピースか、はたまた3人バンドかつう日本のアマチュアバンドがコピーしにくいつうのもボブシーガーやトムペティが 人気がなかった要因のひとつではいやないか。性格が良くて友達が多かったということヤモしれん。そういう素敵な足し算のロックンロールの第一人者ということがよくわかりました。

 

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