silver pistol brinsley schwaltz silver pistol brinsley schwaltz

いろんなバンドが好きだしいいバンドはいい。当たり前の事だ。一番好きなのを 決めなくちゃ行けないならやっぱりブリンズレーズか?僕の後ろ振り返り系、1歩も前を見ず系 の嗜好にぴったりマッチする。

ブリンズレーズもアルバムによって違うのだけれど聞くに耐える初アルバムと言えばこの シルバーピストルからだと思う。1st,2ndはやっぱりつらい。だんだん練れてくるブリンズレーズだけれど このアルバムはニックロウがこの時期だからこそ作れた、もう2度と作れないエバーグリーンの傑作だと思う。
どの曲にも諦感が漂う。音色はロビーロバートソンに似てなくもないが稚屈なギター、 そんでこっちもザ・バンドににてなくもないオルガン、こっちは素晴らしい。何よりも、誰よりも朴訥なドラム。 この時期のニックにしか書けない”真面目な”素晴らしい唄。家で8トラックで録音したショボイ音。 でもライブ小屋に出続けてアレンジはドンドン磨かれてったんだろう、充分聞かせるアレンジ。
全てのベクトルが目立たない様に目立たない様に集約されている。でも分かる人には分かる。良くこんなもん出してくれたなあ。 僕たちはこれしかできません。良質な音楽だと思います。良ければ聞いてください。

ニックが”ブリンズレーズのメンバーはみんなアマチュアだったんだ。”と言っていた。そうやもしれん。 プロと言える根性も自己顕示欲もなかったんやろ。音楽が好きでパブで演奏しつづけられればいい位のもので。

そんで”JU JU Man"。好きな曲です曲が好きです。大好きです。元唄が誰かわからんけど デイブエドモンズのバージョンといいモットも好きな50年代ロックンロールといって過言ではありません。

とにかく音楽が好きだった内気な普通の5人がそっと音楽を続けた上に到達したゆるやかな丘くらいの頂上は誰にも 登れそうだけど他に探してもまず見つからない貴重なものだと思う。丘の上 からの眺めも優しく素晴らしかったに違いない。

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