SAVED BOB DYLAN SAVED BOB DYLAN  

ボブディランつうのは超大物な訳でまあ本物ということやろが、一部のイギリスの古いフォークの人からはドロボー呼ばわりされとるらしいがしかしまあどこでも何でも泥棒呼ばわりは大衆音楽の業といえなくもないわけで、もともと詳しいことはよー知らんがしかしまあロック好きには少し分かりにくいとこもある。

”SAVED”つうのはキリスト教3部作らしいがアマゾンで1000円以下になッとったので購入してみた。結局何枚かボブディランをもっとるわけやが、どれもそう変わらんといったら怒られること請け合いやがしかしまあ門外者にはそう聞こえる。

人間で勝負しとるわけであながち間違いやないと思うけれどしかしまあ 門外者の耳に聞こえるのは ”混沌”つうか”未整理”つうかそうゆうことなんやないやろかと思う。

stonesつうのはやっぱりギターフレーズやろしWHOもsmallfacesもそうやろ、ある程度整理されたとこから出発しとるわけで ”フォーク”つうのがそうだと言われれば元も子もないけれどジャムバンドつうかジャグバンドつうかそういう混沌とした未整理のヘンな一体感を常にもっとると言うか ルンペンの民謡に近いというか つまり根源的な大衆の声に近いというか一遍上人というか 岡林信康が80年代 突如 和太鼓バックにやり始めた時はどうかと思ったが しかしまあ 祭りの混沌感、祭りの後の静寂感 そうゆう音楽がまだ金儲けの流通機構を持つ前に必要だった要素を色濃くもっとると言うか、このとき齢いくつか知らんがしかし確かに”かっチョいい”。ほんものつうことやろ

バンモリソンなんかもヨーロッパルンペン文化を色濃く感じさせるがしかし確かにSAVEDでゴスペルがかった曲が多いこのアルバムはバンに似てなくもない

そうゆう混沌の大王ディランが高等数学のように鉄壁のアンサンブルのバンドと組んだのは物凄いことやったのやろう。グレートフルデッドとは両方ルンペンでこれもすごいことやったんやろう。ライブエイドでストーンズの後かまえに出てきて キースとロンと3人でやった時には大ロックバンドを期待するむきに対する空気ヨメない感に失望したのを覚えてるけれどしかしそれも大産業ロック漬けになっとらん清廉さゆえなのやろう。汚らしいし風呂はいっとらん感じがするがしかしよく考えるとこれだけ売れていてこれだけ世界中の人から好かれて尊敬されていて愛されている訳で いくつも世界一といって良い訳で その中でまだ”風呂はいっとるのか”と感じさせるのはやはり確かに尋常でなくパブリックイメージだけで ホントは ゴルフにカラオケやもしれんが しかしパブリックイメージでも "歯は磨いているのか”と感じさせるのは尋常ではなくつまり ”ロックとはディランである”とカン違いさせる強力な見本であり整理よりも混沌を きっちりよりだらしなく 未だにドリフの8時だよ全員集合を面白おかしく見てそうなディランつうのはしかし確かに真の姿は不明だが ジョンレノンをもびっくりさせた訳でさもありナンつうか"自然世”を強く感じさせる手作り感は縄文人というかそうゆう心持を強く感じさせる清廉さは ディランフリークとうかその後10年も20年も常の道を外れてしまうのも分かるというか常の道はどっちかつう議論もあろうがしかし確かに”本物の素敵なアルバム”でありました。 

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