Guts For Love Garland Jeffleys Guts For Love Garland Jeffleys

ガーランドジェフリーズのこのアルバムはずっと入手困難だったが晴れて再発された。大好きなブリンズレーシュワルツと組んでた頃で他にもGEスミスとか売れっ子を使っておりその後予算を大幅に削られてしまう前の最後の豪華アルバムなわけで昔渋谷陽一のラジオでかけていてずっと欲しかったけれどやっと聞くことができた。

ガーランドジェフリーズという人はいろんな混血らしくそんでレイシズムに凄く敏感というか一貫してそういうことを唄ってたような気もしニューヨークで混血児がのし上がっていくのは大変なことやろう、そんで精神的な脆弱さというかそんな資質ならきっとダメやろう、そういう厳しい環境を潜り抜けてきた優しさというか、強さというか、一聴すると甘く聞こえる素敵な唄は大変な一貫性を持ってるような気もし、レゲエ、フォーク、そんで一曲目のような最強ミドルテンポロックンロールとそりゃまあ後から聞けばエスケープアーティストに止めを刺しますがこれも良い、十二分に素敵なガーランド節である。

ガーランド節とは何かといえばそれはおしゃれであることといって良いのか、解説を見るとロックとジャズとレゲエの融合なんて書いてあるが、ジャズのおしゃれさやもしれんが、OVライトとか、他のコンポラスーツを着てたソウル歌手の甘さというかスイートソウルミュージックというかそんなのが入ってるわけでそれは出自によるもののような気もするがそういう場末のキャバレー歌手のような一見安っぽさ満載なわけで、しかしそれだけではなくボブマーレーのような屈強さも感じさせるのはいや確かにこの人だけでありここまでのあまり盛り上がらなかった全盛期はしかしまあ唯一無二のカッコよさだと思う。

同じロックンロールのプリズナー軍団はブルーススプリングスティーン、トムペティ、ボブシーガーか、わかりやすいアメリカンロックンロールプリズナーはスタジアム級になってしまったけれど、ライブハウスでまだ続けているであろうガーランドジェフリーズの音楽的才能に優劣があったわけではなく、いや寧ろワンパターンであるが芳醇なわけでいやしかしワンパターンではあるが多彩なわけで、最近では寧ろエリオットマーフィーやルーリードと一緒に語られることもあるようだけれど、しかし真にオリジナリティをもっていたガーランドジェフリーズはいやしかしエスケープアーティストが大ヒットしていればアメリカ人の人種感覚も変わったのではないかと思ったりするけれど、そうなることもなく、そういえばおまけについているライブの4曲のバックはグラハムパーカーと別れたルーモアなわけで、イギリス白人と混血ニューヨーカーの組み合わせは国際的な売れないロックンロールプリズナー軍団なわけで、オーティスとMG'sと較べるのは大袈裟か、いやしかし圧倒的なカッコよさなわけで、人種を超えてホントに大好きなロックンロールをやっているわけで、全盛期のガーランドジェフリーズは普遍的な魅力やと思う。

最近、グラハムパーカーとアメリカのライブハウスでやったらしく、両方とも弾き語りだったのだろうか、もうおじいさんやろう、日本に呼ぶ人はいないやろなあ、色紙を持っていってサインをもらい、丁寧にお礼をいいたいところなのだけれど

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