rockin' my life away George Thorogood & the Destroyers rockin' my life away George Thorogood & the Destroyers

ジョージソログッドという人はアメリカの売れる気もないセンスいまいちのロックンロール一直線男ということでよいか、デイブエドモンズの売れない版といえばよいか、日本で言えば 浅草ロックフェスに裕也さんに気に入られて出場してそうというか、グレッグキーンさんと共に勝手にそういうイメージがあるが

若い頃に何が一番偉いかといえばデイブエドモンズとニックロウと思っていた時期があり、それはつまり、あまり売れてないがそこそこ売れていること、黒っぽくないこと、R&Bというよりはチャックベリーであること キャロルキングのエッセンスがあること等だと思うけれど、キャロルキングなんていうのは後付でとにかく唄物のロックンロールがすきやったということやと思う。

しかし、問題はここからで、そういう大好きな唄物ロックンロール路線を追っていて ジョージソログッドとかグレッグキーンを聞いてみたのだが、悪くない、悪くないが良くもない。ちょっとカントリーはいってて明るくて、好きなはずなのだが

簡単に言えば曲がよくないわけで、何で曲がよくないといえば、その人らしさがあまり伝わらないというか、 その人らしさに投影できないというか、グラハムパーカーやガーランドジェフリーズみたいに自分のフィルターを一回通すことなくそのままだされちゃったら、そりゃライブハウスで聞けば最高やろうけれど。

どっちがアマチュアなんかわからんが 、そんでロックンロールを演奏すれば熟達の職人の域なわけでエルモアジェームズのカバー曲なんて最高です。この道30年、プロの仕事です。しかし売れないのはわかる。性格いい人なのやろうが。音楽的には因業なのやろう。売れないアメリカのロリーギャラガー と規定して良いものか、いや、確かに自分の好きなことしかやらないロリーギャラガーに似てなくもないというか、それは究極のアマチュアリズムではないかというか。

ジョージソログッド1997年のアルバムはワディワクテルのプロデュースでワディワクテルも好きなのやろう、ディスクユニオンで200円だったと思うけれど、しかしもう少しプロデュースの仕方はないのだろうか、やはり、ジョージソログッドという人は誰の言うことも聞かんのやろか、 ずーと昔、レコードで聞いてたのと寸分違わない音を聞かされるとしかしこれは1997年なので充分古いが、このスライドギターの音と小気味いいバックバンドで充分という割り切りは既にデビュー盤からで誰の指図も受けんのか、

誤解を恐れずにいえば、人間として面白い人ではないのやろう、 全くプログレッシブではないわけで、変な音、この人にしか聞こえてない音は全くないわけで、いやこの人に聞こえてる音は既にありそれは伝統的なブルース、ロックンロールでありそれでOKというか

チャックベリーにキャロルキングが入るとヘンな事になる。 ローリングストーンズとビートルズが好きだとおかしなことになる。フォークでオーティスをやっていて誰とも話さないとRCになる。デイブエドモンズはニックロウとのロックパイルがなけりゃただの因業ギターひきだと思う。ブルーススプリングスティーンのあの長尺な全盛期とあの大勢のアンサンブルは 彼がフォークとロックの間を行き来した結果だと思う。

極北のジョージソログッドは誰とも化学反応を起こすことなく、ロックンロールとブルースでon his own way を行っている訳で、しかしここで自明のことだがチャックベリーも他のブルースの人達もその時代で、充分にプログレッシブでミクスチャーで その人らしさ爆発であったわけで、ロックンロールの正統的な後継者ということは出来ないというか、伝統的な芸としての後継者ではあろうが、ちっとも正当後継者ではないわけで、1997年、ワディワクテルも有名やったろう、もう少し何とかしろというか、そりゃこりゃ楽しいやろうが、もう少し世間に問うというか、 時代と対峙するというか、どんなんでもいいがこれじゃないおかしな音を試しても良かったんじゃないかと、そこから何かが始まるんじゃないかと思ったりもするが、そうでもないやろといわれればそのとおりの、ジョージソログッドは1枚持ってりゃいい、つうことか、或いはライブハウス出て暇なら聞きに行ってもいいというか そんな暇はもうないというか、定年後かというか、そういうアルバムを聞いてレビューを買いてるのはどういう了見かというか、暇つぶし人生というのはエレカシの曲らしいが、やはりアメリカの人は直球一直線で、イギリスのパブバンドに比べてやや哀愁が足りんというか、イギリスのバンドはロックンロールが舶来品であるために 既におかしな感じを持ってるわけで、ニックロウプロデュースでアルバムでも作ってくれりゃよかったのにというか、200円、池袋ディスクユニオン、悪くなけりゃ良くもない。18歳の頃に池袋のレコファンかどっかでグレッグキーンかった覚えがある。ありゃ良くも悪くもなかった。それから30年、全く進歩してないのは、 グレッグキーんさんとジョージソログッドさんと同様、筆者も充分に仲間というか、階段の踊り場で佇むような人生仲間としてお二人の最新作を聞いてみたいきが急に沸いてきたりする。 。

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