the pilgrim JOEY MOLLAND the pilgrim JOEY MOLLAND

安田さんは”badfinger”は好きじゃないといっていた。フォークくさくてなあ なんて言っていた。フーんそんなもんかねと思ったりした。

バッドフィンガーが長く廃盤になってたときに松村雄策がロッキンオンでセンチメンタルな連載をしたと思う。そのとおりのセンチメンタルつうか 日本のフォークっぽい湿っぽさをたたえたバンドだった。

バンドメンバーが2人自殺しちゃうなんつうのはどんな気分なのだろう、自分も人間やめたくなる気もするやろし、当人しかわからないことが多いだろうけれど 音楽なんて空気みたいなものを生業にするのはまさに遍歴楽師というかそういう蔑視感はヨーロッパにはないのだろうか

ポールではないわけで、もっと弱いわけで、そのまま出してるわけで、これはパブロックではないかというか、いや僕の好きなパブロックの諦観全開というか、ここまで来ると少しつらいというか

いやなことがあると落ち込むこともあるやろう、いやなことがなくても落ち込むこともあり、些細なことでどーんと落ち込むこともある、感受性が強いから音楽をやってるのかそういう落ち込み感をなめあうのは少しきつい、誰に向かって唄っているのか、自分に向かってだけだとしたらそれはselfishということではないか、いやしかしこの異常に落ち込んでいるときが歌を作れるときではないのか、僅かに得られる高揚感があるとしたらそれは僅かながら意味のあることではないのか、いやそれはあんたの心を癒すセラピだからあんただけでやってくれというか、しかしこのかすかなワクワク感をかすかに共有したいという気持ちはselfishなのか、

2曲目からは良い曲が並ぶ、唄が唄だからどーんと落ち込んでいくけれど、歌詞はわからないけれど”唄がちゃんと声を上げたボーカリストだったらきっと違って聞こえるだろう、よーするにパブロックなわけで自分の素でやってるわけで、自分はこれができます、よければ聞いてください、趣味の延長です、気が優しいです、もっと音楽を良くする為に上手い人たちと組みますということはあまりやりたくありません、友達と一緒に好きな音楽やってきます、きっと神様が良いメンバーに合わせてくれるでしょう、がつがつしたくありません、別に売れなくてもいいんです。

好きだけれど悪くないアルバムだけれどipodに入れるのはやめようかと思う、無理やり元気を出してバスに乗る朝にこれが流れてきたらそのままバスで遠くへ行ってしまう場合はないかと思うが小さくそういう気分になるような気もし、しかしもっと落ち込んでしまった場合に、雨戸も開けずに何もしたくなく暗い場所でねっころがっていたいときがあるとすれば僅かなセラピになるような気もし、いやこれ聞けば余計に落ち込む場合もあるやろう

やっぱり人のことまで気が回らないということなのだろうか、きっと悪い人ではないのだろうけれど音楽に対してはsensitiveでselfishというか、もしそうだとしたらそこの部分だけは大きく似てるような気もし、自分のいやなところを見てる気もし、いやそうではなくて落ち込んでいるときに聞いて更に落ち込んでいるということだけかもしれない。

音楽というのは自己満足であって救済ではないというか、こりゃホントに他に何かなければやばいというかジョーイモーランドに家庭があるかわからないけれど能天気な奥方でもいてバランス取れてることを願うというか、誰かに支えられなきゃやばいぞというか

見当違いかもしれんが他人とは思えないというかはっきり他人ではあるがとにかくバランス何とか保って生きて行っていただきたいと思ったりした。

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