MY GENERATION KAI BAND MY GENERATION KAI BAND

甲斐バンド、全盛期と言っていい時期のアルバム。中学生だったと思う。好きだった。初めて好きになった日本のバンドかな。 なんでか説明できんが分かりやすいstonesの日本的な展開の一つ。stones解釈の仕方なんつうものが あるとすれば初歩的と言っていいのかな?人間年取ると余計な事を考えて無駄に難しくなったりする。 同じstones好きでも百万通り出来てしまうわけで甲斐バンドの場合この部分すっきりしている。この人の ヘンな美意識が絡んでいてそんでただの凡百stonesバンドと違うけれど。

ミュージックライフの編集長と付き合ってた事があって、ポリスのスティングが来日した時対談をやっていた。 その時 今度できた俺達のアルバムつってこのLPを渡していてなんでかびっくりした。”my generation”なんて大見栄きった 名前のアルバム良く渡せるなあ、相手は天下のスティングですぜ。内容も対等な感じでやってたように思う。
Yさんと話していた時”大学のバンドはみんな評論家だからなあ、自分が見えてるからダメやなあ”ってひどく至言だと思った。 いろんなモノと自分を比べるものさしがあるというのは音楽の場合大概あんまり良くない。馬鹿でなくてはならない。 スティングと自然に対等にならなくては行けない。いや無理してるとしても対等でなくてはならない。

矢沢栄吉とかもそうだけど甲斐よしひろもそういう部分を大きく持っている。

そんで音楽も非常にわかりやすい。この人は自分の感じたまま 、かっこいいと思う感じを素直に表現する。そんで独りで甲斐よしひろというジャンルを作ってる。 長淵剛とかも近いのかな。フォークつうことか。矢沢栄吉もそうかもしれない。

GSとフォークとストーンズと映画と昔の歌謡曲と、そのまま出す。素直。ひねくれてない。

最後の曲は”熱狂”と言う曲で”この夜にさよなら”系統の曲だけれど最近の和田アキコが歌えばしっくり来るださいこのタイプの唄が 大好きで、こういう浪花節的なところを以後ずっと否定してきたような気もするが、DNAには逆らえず やっぱりええもんだよなあ、と20年ぶり位で聞いて妙な感慨に浸った。

この後すぐにRCにいって コーユーのダッせーと封印したんだろうけれど、清志郎がメンフィスと言うソロアルバムで似たタイプの曲をやって ちとがっかりしたのを思い出した。  

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