EAGER TO PLEASE Ken Hensley EAGER TO PLEASE Ken Hensley

ケンヘンズレーの2枚目のソロアルバム。ユーライアヒープをもうやめようと思ってた時期のアルバム。いや 1975年といったら、まだまだ全盛期か、しかし まあ デビッドバイロンがいなくなってくらいの時期やろう。 辞めるならこのときやったのではないかというかそういう時期である。

proudwordsという1stソロは好きだったのでこれにも期待というかだけれど、ベースはレインボウにも参加したかマーククラークであり彼の曲も取り上げており、つまり 双頭バンドっつうことも考えたのかなあ。ユーライアヒープにも参加しそうになったような気もする。

”ケンヘンズレー”という名前でアメリカでやろうと思ったら宣伝にユーライアヒープと書かれていやになったとかとか書いてあったけれど、それはよくわかるというかshowbizの世界は客が入れば何でもいいわけで”ケンヘンズレー”なんて知名度ないやろうからね。エリッククラプトンは デレクアンドドミノスのときにエリッククラプトンの名前が出るのをかたくなに拒みおかげでドミノスのツアーチケットは売れなくて解散の原因になったとか 、

そういう意味ではこのアルバムがそれほど売れなかったことがケンヘンズレーがユーライアヒープをだらだら続けることにつながったんやろう。その後半生を決定したアルバムといえなくもない。

しかしてこれは、確かに入魂のよいアルバムやと思うが・・・。まず声がデビッドバイロンに似てる気もする。デビッドバイロンのほうがボーカル然としてるが。曲調はこれは当たり前だがユーライアヒープそのものとシンガーソングライター然としてるものと半分づつ、スライドギターはユーライアヒープまんま、 曲によっては、ヒープコーラス爆発、鍵盤も数々のヒープ技、ベースはゲイリーセインより正統派かなあ、ドラムはユーライアヒープも特徴ないしなあ

いいアルバムだが、ユーライアヒープにやはり少し似過ぎているというか、フリーのアンディフレーザーのソロアルバムと同様の”何でソロ、バンドでいいじゃん”感が強い。当の本人にしてみれば、もうバンド仲間とは仲良くないのだけれど、バンドのパブリックイメージが肥大してしまって自分の技、自分の曲調は既に バンドの個性として認知されてしまっているわけで・・・

結果論ではあるが、半分くらいあるシンガーソングライターっぽい曲調のもので固めてヒープらしさを出来るだけ消すべきやったろう、しかし本人の気持ちいいのがこの音であるわけで、ミックボックスよりもギター、上手いのやろう

しゃあない。しかしこのタレントは、この後ユーライアヒープの凋落に付き合い、ブラックフットとかいうアメリカの芋バンドに加わり、その後インディーズのような形でソロアルバムを続けるといった、裏街道を続けて現在に至る。

しかしユーライアヒープというバンドはやはり個性のあるいいバンドやったなあと思う。その中心人物の忘れ去られぶりは悲しいことだけれど、やはりしゃあないかなあ

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