Spanish Stroll 1977-1987 Mink DeVille Spanish Stroll 1977-1987 Mink DeVille

ミンクデビルという人はスペイン系なのか、インチキ黒服のようないかがわしいルックスなのが良くなかったのか エリオットマーフィーと共に著しく過小評価されているスプリングスティーン系のシンガーソングライターなわけで いやしかし、古いロックンロールの新しかったミュージシャンの一群としてスプリングスティーンと並び賞されたこともあったやろう。

ダイヤストレイツの伝記なんてものを読んでると駆け出し時代にミンクデビルとやったなんて書いてあって東海岸で ちょっとした顔やったのやろう、カッコいい。しかし、ルックスが、やはりハートランドロックとはかけ離れているというか 元来、ロックというものが不良のものであれば正しいといえばまったく正しいルックスではあるのだが、しかしカッコいいが キャーと言われにくいルックスというのはあるわけで、少し前に亡くなってしまったようだが

人生50年ともなると知人、友人や、はたまた好きだったミュージシャンがなくなる人がでてきて、勿論、20台の頃も 悲しい別れはあったけれど、もはやこれ以降は余生というか、生かされているのやろう、というか、いろいろな人が言っていることだが 生き延びていることは、自分ではない誰かの選択のような気が強くし、そうするとこれまでもなんとなく流されてなるようになるというか そうして意思なく生きてきた身としては、既に人生すべて余生という達観があったのか、はたまた、余生前を無為に過ごしてしまったのか 使わなかった人生が多すぎるというホンが一昔前にはやったが果たしてそうやもしれんとぐうの音もでんが過ぎてしまったわけでしゃあない。 しかしまあ、これまでの友人の少ない人生がすべて無為だったかといえばそうでもないともいえ、というか思いたい気もし ミンクデビルのベストなんて聞いていると無為のように思えた大学時代も無為を是とする人生観形成に役立ったというか それにより今でも母親を悲しませてることはたしかに申し訳なく思うが、ようするにこの甘いロックンロールの音の中に包まれていると この無為を是とする甘ったれの人生観そのものというかミンクデビルという人は売れたかったのだろうか?、この自分の好きな ロックンロールをやり続けられればいいと思っていたのではないか、霞食って生きてりゃいいと思っていたのではないか、 というか

ミンクデビルがどういう人かは伝記もないしよくわからない。他のミュージシャンとのコラボも少なく、知ってるのは マークノフラーの映画音楽で一曲歌ったことくらいか、

いやしかし、音楽が大好きで、ライブが大好きで、曲つくりが好きで 唄えりゃいいんだと思ってた人じゃないかと想像する。

グラハムパーカーやエルビスコステロと較べると唄つくりが上手くないというか 素直すぎるというか、そういう気もするがしかし、1980年代のぐうたら大学生の人格形成には大きく影響を与えたロックンロール仙人の偉大な音源やと思う。

いや、カッコいい!これがロックンロールや! お疲れ様でした。  

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