SUBURBAN VOO DOO PAUL CARRACK SUBURBAN VOO DOO PAUL CARRACK

エースからスクイーズ、ニックロウ、フランキーミラーとブリティッシュ裏街道まっしぐらの後、 マイク&メカニックスでちと浮上。ソロも売れて。とミュージシャンとしては分をわきまえた理想的な 歩みといえるというか僕の嗜好に完全に合致したポールキャラック。

ボブアンドリュースがいなければきっときっとブリンズレーシュワルツに入っていただろう。 全く同じにおい。でもちと思い込みは強くなく自然。
このアルバムはお得意の暖かいアメリカンロックンロールのオンパレード。エースより垢抜けてて スクイーズを通りぬけたからか。声が綺麗で良いな。ルックス以外はホントに全て持っている。

イアンゴムと並ぶささやかな天才。押しがないからやさしく仕上がる。プロデュース ニックロウ。 バックはニックロウバンド。この後 アレンジが大げさになっていくがこのアルバムはホント分をわきまえた。 上品な小品。

大学の研究室が同じだったI君はさっぱりした良い男だった。確か国分寺の出身だったと思う。 当時ジョージハリソンが久々にソロ作って バカ売れしてる頃で一緒に聞いた。音楽をやる事は決してなかったが”pop”という事を理解していて、実際ややこしい事いわず さっぱりしていて音楽の嗜好はサークルの誰よりも合っていたと思う。彼がポールキャラック聞いて”良いじゃん” と言った。これが何故かうれしくて今でも覚えている。先入観なしできっちり評価できる耳がまたうらやましかったのかもしれん。

さりげなく人に気を使い、自我を出す事無く、大概は誰とも上手くやっていける。才をひけらかす事無く、そういう老成した都会人の匂いをポールキャラック は誰よりも持ってると思う。

ってどんな人か全く知らんが...

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