ロバートパーマーの何作めかしらんが、ブレーク前の傑作。というかロバートパーマーの場合 駄作なしな訳で、全く求道的でないこの人の精神構造はしかしてやはりロッドスチュワートと同じくらい 全く理解不能な人である。
当時お気に入りだった アランツーサン、リトルフィート路線であり リトルフィートのカバーを リトルフィートをバックにやっており普通に考えたら理解不能な 例えば 西城秀樹がライブで昔”7月の朝” とかやっていたが秀樹がユーライアヒープをバックに録音するとか何某がクイーンバックで録音するとか ジョー山中がウエイラーズバックに録音するとか中々かっこ悪い気がするが、この人の場合天才と言うか なんツーかつまりいつもそうだがこの上のない極上の音楽となっている。
西城秀樹で思い出したが
昔銀座ナウでイアンギランがゲストにきた時沢田研ニとスモークウオーターかなんかデュエットしたことがあって
イアンギランの声のでかさにぶったマゲタがしかしあれはホンとにやはり西城秀樹にやらせたかったとかえすがえすも残念である。
ブリティッシュ売れないソウルシンガーとしてジェスローデンとフランキーミラーとこの人が雑誌に書いてあったりしたが
ジェスローデンは聞いたことないが、しかし売れる売れないはともかくそんな事全く関係なく極上の音楽を作っている
この人の不真面目振りは確かに”天才”とよぶにふさわしい。どこをどう切ってもスマートで粋でいなせでかっこいい人である。
恐らく売れるきっかけはパワーステーションだったと思うが せっかくきっかけを与えてくれたのに 全米ツアーをきっぱり断るあたりも粋人ここにありと感じた、後任は売れないブリティッシュソウルシンガー何某だったと思う。
フリーのアンディーフレーザーをゲストにしたやつもスマートな極上の一品だったがそこではニューウエーブチックとアンディーフレーザー が同居しており リトルフィートも極上に仕上げそんで後期にはブラックサバスもその範疇に入れ、インタビューで ブラックサバスも良く聞くよ、馬鹿にしたモンじゃないよ、はっはっはっ と豪語し ソウルシンガーとしては 粋で最上でもう死んでしまったが良くこんな人いたもんだと思う傑物だと思う。 バンドなんか長く組んでるやつは駄目な訳である。
Some People Can Do What They Like ってこの人の為の言葉かと思うがしかし売れる前から自分が SomePeopleと信じて疑わんかっただろうこの人の精神構造は凡人にはやはり全く理解不能である。