WALKING THE CAT ROGER CHAPMAN WALKING THE CAT ROGER CHAPMAN

ロジャーチャップマンという人は、ファミリー、ストリートウォーカーズでハードロックの原型を作った人なわけで日本やアメリカでの著しい 過小評価というか無視ぶりはどうかと思うが、ようするにヘビーメタルとハードロックがどこが違うかといった場合にハードロックはこれですよといえばよいのではないかというか

そのロジャーチャップマンの1989年の作品がディスクユニオンで300円なのでこれは得したと思うけれど、

ミラーアンダーソンの一連のソロ作品も似たような感じを受けるけれど、まったく変わらないかというか、1960年代からの長い旅はこのとき20年は過ぎてるやろうが 1970年代初期のアルバムといわれれば、いやさすがに音的にそういうわけでもないけれど、しかしその曲想、唄いっぷり、佇まいともまったく変わってないといっていいのやろう 、つまりそれは自分の出自、音楽的素養に忠実ということだと思うけれど、人間として信頼できるというか、音楽というものがショウビジネスで自分の自然な発想で楽しく奏でるものではない と理解するのにずいぶんと長い間かかったが、ロジャーチャップマンは1989年にも、そしておそらく現在でも、音楽というのはその自然な発想から自然に出てくる自分の好きなことをやるべきものだと考えているに相違なく そういう意味で最も信頼にたるべき人物といえるとおもう。

音楽なんてものはバンドメンバーでまったく変わってしまう、新しいメンバーが入ることでの化学反応は毎回楽しみだ、なんて発言もあったと思う。 ファミリーの何とかいう曲がまるっきりツェッペリンにパクラレテテモなんもいわない、いや、確かにレッドツェッペリンに負けない振幅の広さをファミリーはもっていたと思うけれど それで、そのハードロックでも、プログレッシブな感じを持つバンドということで、レッドツェッペリンの先輩といえなくもないと思うのだけれど そういう音楽発想の豊かさゆえに唯一無二の道を歩み、ファミリーはヨーロッパでは成功したのだろう、その後も、ヨーロッパでの人気で何とか活動を続けられるのは しかしそれもよしというか、本人は音楽というのは自分の好きなことをやるということなのやろう。

最近は、中古CD店に行っても買うものがないというか1枚500円基準のためもあるが 困ったことだけれどロジャーチャップマン3枚、ケビンコイン、キーフハートレーバンド、ミンクデビル、レイデイビス、南正人を買ってきたけれど、ようするに 音楽ではなくて、その人のそのときに考えていたことというか、その人そのものに興味があるというか、そういう意味では収穫のあったディスクユニオンであった。

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