シンパイスナアンシンスナ SOUTH TO SOUTH シンパイスナアンシンスナ SOUTH TO SOUTH

amazonrecordというのがあり、長らく廃盤だった上田正樹とサウストゥサウスの再結成ライブアルバムが再発されてた。プッシュアンドプルについては ディスクユニオンレーベルから再発されており、上田正樹の旧盤は気をつけていれば集められるのやもしれん。あとはやせた口笛が入ったファーストアルバムかなあ 、LPでは持ってるのだけれど

上田正樹とサウストゥサウスが日本史上最高のライブバンドというと異論はあろうが、しかし賛同もあろう。少なくとも盛り上がることが前提となった後期RCサクセション以前の 日本のロックバンドでは史上最高といってもいいやろう。

お寒い、非常にお寒い、日本ロック前史の中で、史上最高の盛り上がりを見せる関西の腕利きソウルバンドは清志郎も泉谷も大好きだったわけでその後、藤井裕とか 正木五郎とか 自分のバンドに呼んでいる。中西康晴は長淵剛とやってたかなあ、それにクンチョウと有山淳次のギターコンビって、史上最高のロックバンドというのはやっぱり過言ではないなあ、 この時期、他のブルースやソウルバンドはあった、しかし、キーボウはいなかった。このエンターテイナーがいることでまあしかし、史上最高の上田正樹とサウストゥサウスである。

関西ペーソスあふれるラグタイム風のものと空前のソウルカバーと、腕利きすぎるところと、この熱い魂をつたえたいんやとぼちぼちいこかではやはり伝わりにくい、いや充分に伝わるのだが やや物足りない、筆者は高校生の頃、日比谷野音でRCとのジョイントコンサートで度肝を抜かれたが、あの衝撃の音源が欲しいと思うところ、このアルバムが再発されてたわけで RCのラプソディネイキッドと同様史上最高のロックバンドの史上最高のライブアルバムという事で廃盤になる前に聞いていただきたいと思う。

上田正樹とプッシュアンドプルの方は、凄腕フュージョンミュージシャンとのシンガーソングライターキーボーなわけでキーボーのファン以外は聴く必要もないものだけれど、 上田正樹という人はいくつもの顔を持っていて思い入れの強い分、駄作も多いような気がするが、サウストゥサウスのボーカリストとしての南部、ペーソス、下卑ていて、街角の最下層感含めて 最高です。サウストゥサウスって日本のザバンドといっていいような気もし、ボーカリストはオーティスのカバーやっても恥ずかしくないわけで、自然でやる理由が見えるわけで、この辺のカバーは 清志郎を軽く超えているというか別モンだけれど、

突然、びっくりするほどカッコいいソウルバンドが登場し、まもなく解散し、何事もなく次の時代が始まったのだろうけれど、みんなが試行錯誤してたであろう時代、裕也さんもRCも大瀧えいいちさんも みんな日本のロックとかよくわからなかった時代に、突然、本物が登場してしまったわけで、びっくりするほどカッコいいソウルバンドは、本物か偽者かさっぱりわからんかったろうが40年後の今はよくわかる。 藤井裕さんは亡くなってしまったけれど、正木さんはまだ顕在やし、もう一度再結成して、大阪と東京でコンサートをやって欲しいと思う。万障繰り上げて見に行きたい。 RCとのジョイントコンサートでくたびれたおっさんたちがほんとに楽しそうに踊ってた。今、僕ははげて、くたびれて、疲れきっているけれど、あのときのおっさんの気持ちがわかるような気がする。 ドラックもやくざも女モンのパンツも新地の飲み屋もパチンコも大好きで唄にする、そういう本物のソウルバンドの地に足の着いた音楽は、僕が他の人達とは違う と思えたあのときを思い出すというか、 そういう狭量な気持ちを持ち続けて社会に適合できないというかそういう中二病というか、そういう弱者に優しい最高のロックアルバムである。  。

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