ARC OF A DIVER STEVE WINWOOD ARC OF A DIVER STEVE WINWOOD

のっぺりした曲を作らせたら世界一のスティーブウインウッドですが、レコード会社のプレッシャーだったのかよくわかりませんがソロ第2作の大人のポップアルバム、アークオブアダイバーは筆者が高校生の頃に発売されたんだと思う。池袋の中古レコード屋で買ったんやと思う。ホワイルユーシーアチャンスという1曲目はポップで大好きな楽曲で、スティーブウインウッドの1stと2ndはスティーブウインウッドがやったポップミュージック大傑作というか、その後のソウル路線もトラフィックののっぺり路線もというか、本人はのっぺり路線が一番やりたいことなんやろうけれど。
そう言うともともとスペンサーデイビスやろということだろうけれど、しかし黒人の喉を持つらしいがこの人、ほかの黒人の喉を持つ白人音楽家と少し違うというか、ソウル歌えんのやろうけれど黒人ぽい抑揚がないというかがならないというかスマートというかそういう人なわけで、そういう大人っぽい人が唯一やった売れ線ポップアルバムなわけでそんでそこそこ売れたわけで大好きな人出し大好きなアルバムです。

しかしこのホワイルユーシーアチャンスのイントロのキーボードをエリッククラプトンがギターでちょこちょこっとやったりして、ちょっと前のクラプトンときたときのホワイルユーシーアチャンスは感心しなかったなあ、クラプトン適当すぎるというか、だいたい共演者を食ってしまうわけで、それは共演者の曲はいい加減に演奏しているのではないかというか、そういうクラプトンのことを最近はエリックも曲に口を出したりして変わったよ、ブラインドフェイスの頃は自信なさそうでねえ なんてインタビューで答えられるのはこの人ぐらいなもんなわけで、そういう意味でも貴重な年長者なんだろうけれど

1980年代だったろうか単独で日本に来た時にNHKホールかオリンピックプールかで見た覚えがある。スプリングスティーンと同時期だったかと思うけれど、この時はどっちもギターソロをしっかりやるのでちょっとびっくりした覚えがある。ギターもうまいんだなあ

歌が上手い、楽器がうまい、アレンジができる、かっこいいルックスである、自分のやりたい音楽があるつうかなんつうかよくわからないが、とにかく底知れぬ実力の持ち主でそんで自己顕示欲はなさそうなスティーブウインウッドさんというのはその自己顕示欲のなさと知性を感じさせる楽曲から、ロックバカからは素通りされ、リッチーやジミーのようなバカからの尊敬を集めることなく、クラプトンのような要するに自堕落なだけやろうという人生ストーリーも持ち合わせず、しかしケビンエアーズのような隠遁に走ることなく、たまにものすごいヒットを飛ばし、バンモリソンのような因業さも感じさせず、ギターも端正で、とびきりうまいとされるが情熱を感じさせないボーカルとか、軽々とアメリカンショウビズの世界を無理なく闊歩できる、楽曲とかアレンジ力とか、恐るべき人やったと思う。rollwithitとか中古盤屋で二束三文で売っており少しづつ揃えていこうかと思う。

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