ニックロウが一番好きかどうか分らんがかなり好きであります。もちろん全盛期は伝説のstiff live であります。デイブエドモンズもはいっております。安っぽいオルガンはスティッフらしさを醸し出しております。 いかがわしくて安っぽくてそして一番大事な事に全くえばる事無く世界最高級のロックンロールをぶちかましております。
レックレスエリックは良く知りません。しかし全盛期はやはり stiff tourでしょう。イアンデューリーとややかぶるのでしょうか?
ひきずるようなロックンロールを決めています。吟遊詩人型ロックンローラーのようであります。酔いどれ型なのでしょうか。
ラリーウォーレスという人はB級というかピンで立てないというか売れない歌謡曲みたいなのをやってます。
モーターズの出来そこないといいましょうか。思えばstiffつうのはどんどんショウモないバンドばっかになってしまった気もします。
いろんな人がいた事が分ります。
エルビスコステロという人はヘンに息が長く偉そうになってしまっていますが全盛期はやはりstiff tourでしょう。 唄は上手いし哀愁を帯びてるししっかーし、この一曲といえばこのミラクルマンに代表されるようなバカバカしいロックンロールではないでようか? ”しー”なんて偉そうにいう必要はなく、この妙な絶妙なアンサンブルでえばる事無くコステロロックンロールをやるべきであります。
イアンデューリーが全部好きなわけではありませんがこの短い全盛期は最高であります。イヤー他にない妙なアンサンブル、力強い屈強の リズム体に浮遊する鍵盤、刻むギター。その上に乗るささやきボーカル。
STIFFがナンバーワンかどうか分りませんが、既存のロックから出来るだけはみ出た事をやろうという心意気はやはり買いであります。 いろんな人間が集まってヘンな事を考えているうちにSTIFFtourになったのでしょうか?
人と同じではいけません。人と少しでも違ってる事が重要であります。違ってさえいれば価値があります。それがオリジナリティートいう事でしょうか。 も一ついえばそこにユーモアがなければいけません。真面目に行くと行き詰ってしまいます。
人と違ってれば良いと言う事でその後くそレコードを量産しつづけ、真面目じゃないつもりも契約関係でごたごたしすぐに行き詰まってしまったスティッフ ですが”stiff tour”つうのは短い理想的な全盛期を収めた価値ある記録のような気がします。市井の人の市井のロックンロール、奇跡の記録のような気もします。