SECRET DAMAGE STRAPPS

1977年のセカンドアルバム。”DeepPurpleの後継者”なんつう帯があるがしかしこんなものに 大枚はたける訳もなく中学生の時は買わんかった。1枚300円で仕入れてはきたが...

早すぎたっつうことだろうか?ハードロックの範疇でありまあそういうことなんやろが スプリングスティーン以降すっかり定着した 独白系私小説ロックが入ってるつうか。 シンリジーに近いのか普通の唄もの、ヒネクレ物 町の悪ガキ つまりもうちと遅く生まれれば パンクやってたやろ。つう資質が垣間見られるような気がする。
しかしまあオールドウェーブの上にドンとのってる音ではあるわけでルックスはいいし しかしドラムはミックアンダーウッドってどっかで聞いたことのある超B級オールドウェーブであり ギターうまいしかっこいいけれど変なキーボード入るしって 1977年の微妙さを確かに表してる音のような気がする。

例えばguppyなどのライブハウスで聞けば男気満点で受けること間違いなしなわけでよう知らんが マーキーとかでもそうなんやろ。しかしまあ確かに非常に微妙な空気が詰め込まれてる。

本人の資質は確かに唄ものであります。弾き語りだっていけるでしょう。時代が2回りしてしまった 今は素直に受け止められるけれど当時はだめでんなこんな ディープパープルとユーライアヒープとシンリジー 、スプリングスティーンが同居したような音は

きっとスターズなんつうのも似たようなモンなんやろけれど。しかしまあこれが普通つうか。 唄つうのは音楽の基本なわけで ディープパープルレッドツェッペリンジューダスプリーストなんつうのは 唄を徹底的に楽器化したなんていってる人がいたが確かに妙にもったいぶった歌詞はブラックサバス、キングクリムゾンも含めて 別ジャンルつうか唄を好きじゃない人の音楽なのでなんつうってると30年前と全くおんなじ発言で 人間進歩しないっつうかかなり恥ずかしいつうかこの意味から言えばストラップスは少し普通の人間くさくて好感が持てる といえなくもない。

Vo、Gtを一人でやるハードロックバンドつうのはロリーギャラガーの例を見てもかなり不利つうか 局によってはロリーをしょぼくしたようなバンドかと思ったりもするが、しかしまあ シンリジーのギタリスト ぐらいの人をもう一人加えてちとマジックぽく看板が2人になれば確かにシンリジー位にはなったような気もするが。 しかしこの位の時期にフォリナーを大成功させたミックジョーンズに比べて 戦術的な稚屈さは否めない。 ビジネス的見地から見れば幼稚園児みたいなもんだがもともとロックバンドつうのは子供がやるものなわけで 或いはレコードデビューして全世界発売ってだけで充分な成功といえなくもなくこれで充分や、後はやっぱり マーキーでやるぜ。といったかどうか知らんが上昇志向つうのが比較的少ない人だったのではないか と思われそれなりに好感が持てる。

この人この後いつまでやったか知らんがその後噂も聞いたことがなくさっぱりやめたとしたら それはそれですっきりしててますます好感が持てる。

ロックバンドなんつうのは或いは3枚位渾身のアルバムを作ればもうそれで良いのかもしれない。

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