ECHOS TOMPETTY&the Heartbreakers ECHOS TOMPETTY&the Heartbreakers

TSUTAYA DISCASに加入してみた。月4枚で980円らしい。1枚250円程度なわけで中古盤を買うより安い。品揃えがちと寂しいがしかし有名どころで聞いてないものを聞くには良いような気もし良いアイデアのように感じたけれど

貸しレコード屋というのは高校のときくらいに始まったのか所有感が良かったのか著作権に引っかかったのかなんか馴染まなかった。寧ろ貸しレコードで済ます人に抵抗を感じてたというか

安田さんはレコードを持っていなかった。友達に借りたのか貸しレコードなのか聞かなかったけれどその代わりテープの背表紙に書いた詳細なジャケットの絵はそれだけでレコードへの愛情が伝わるようなもので不思議なものだった。

そういう貸しレコードへの抵抗は大学を出て25年以上たって薄れてきたのかいつものへそ曲がりかわからないけれどとにかくTSUTAYADISCASは偉大というか、rollingstones、AC/DCからjoe山中、柳ジョージ、bogumbosまで中古CDで500円を基準にしてては手に入らない音源をすぐに手に入れられるわけでしばらく中古盤屋巡りはやめて王道音源を安く手に入れる貸しレコードを楽しみたいと思ったりする。会社の人がtsutayaは高いとかいってたけれど面倒だからこれでいいやと思ったりした。

そういう軽薄tsutayaで借りたトムペティの新譜はしかしこれは全くもってすばらしい。

自然な音楽であること、その人自身であること、ポールを除いて作曲家でないこと、つまり当たり前だがその人の考えが反映されていること、ようわからんがそんで社会システムに適合できず悩んでたりすると好みにあってくるのだけれどトムペティは社会システムに悩んでいるかどうかよくわからんがしかし自然であること、ギターで作曲してること、ジャカジャーンを大事にしてること、ミドルテンポであること、質素であること等より現時点ではブルーススプリングスティーンを遠くにおいてけぼりにして大好きである。

新譜は必殺の曲があるかどうかわからないがしかし自然な諦観が漂う良い曲が並ぶ、もう新たなファンを獲得しなくても良いだろうし、しかしハートブレーカーズは健在だし、曲はそこそこ出来るし、禿の進行も止まったようだし、いやもともと薄毛なだけで禿ではないのかもしれんし、ロックミュージシャンの老後としては真に理想的というか徳川家康並の老いてますます盛んというか、アメリカンロックンロールバンドというのはやはりボブディランが信長なのか、スプリングスティーンが秀吉で実はトムペティが家康だったのかいや第一にバーズを信長とすべきかよくわからないが日本での低評価はやはり不当でそういう話に入ってしかるべき老いてますます盛んな素敵なじじいロックンロールアルバムだと思う。

どのアルバムもさして変わらんという意見もあろうがしかしレイデイビスのソロアルバムを聞いたときと同じくらいの慈愛に満ちた気持ちにさせられる稀有なじじいロックンロールアルバムであった。

tsutaya偉大である。

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