Mr.Fantasy traffic Mr.Fantasy traffic

トラフィックつうのはたいして聞いた事がない。聞いた事がないなかではセカンドが一番好きで そのなかでもデイブメイスンの作った歌が気に入っていた。スティーブウインウッドの作った歌は駄目やった。 このファーストアルバムも対して印象になかった。

しかし久方振りに聞いてみると悪くない。つうか寧ろ積極的に良い。ある部分はビートルズ ある部分は キンクス ある部分はstones ある部分はMG’S といろいろ出てくるがどっちが先かようわからんしその時の時代の雰囲気つうか 聞き手がどっち先に聞いたかの問題つうか、トニカク楽曲はかなりバらケてるような気がするがこの間口の広さは スペンサーデイビスででキンかった事を自然に全部吐き出したらこうなっちゃったと言うか例えばスティーブマリオットの 1品料理ハンブルパイなんかと較べるとその間口の広さは小宇宙のようでこの人の尋常でなさが出た大傑作であったのやもしれん。
でもやはりビートルズをやりたかったのかとは思う。1枚目で既にサージェントペッパーズつう事か。

しっかしジョンの意地悪さはないわけでおおらかなんだよな。おおらかな天才。そんであの容貌で、あの声で。

勝手なイメージではトラフィックはヒッピーを思わせる。アメリカで言えばグレイトフルデッドみたいな。 雑駁で冗長。こういうのは確かに日本では人気がないんやロ。もっと短時間でガーんといってくれつう事で。

しかしぐずぐずするのは若者の特権と言えなくもない訳でぐずぐずしてるとろくな大人にならんという議論もあるが しかし兎に角ぐずぐずあちこち迷走しても基本能力の高い人は許されるつうことか。古今東西のロック人の中で 基本能力の高さという点ではやはり確かにナンバー1と言っていいのかとも思う。控えめな天才。

ロックと言うのは いろいろむちゃくちゃやるのもその大きな範疇の中に入っていて武勇伝つうかそんなのも多くテキトウでなければならないとか 悩んでなければならないとか 破壊しなきゃならんとか いろいろ間違えやすい事ではあるがしかしそう言う事ではなくて音楽としてどうかと言う基本的な 事はやはり当たり前だが重要なわけでたまたま天才がロックをやったトラフィックつうのは余計なものがない分大バンドではないが しかしロックとは何かと言われれば スパッとしたいかしたやつとこのどろどろしたやつの2通りよ。で済むような気もする。 スティーブウィンウッドと言う人はスペンサーデービスとトラフィックで1968年にロックを完結してしまったのやもしれん。

若者よ、トラフィックを聞け、迷走しろ 酩酊しろ 沈殿しろ ぐずぐずしろ その向こうにしか 真の覚醒はない! なーんてね。

 

ホームに戻る