ABOUT TIME STEVE WINWOOD ABOUT TIME STEVE WINWOOD

このアルバムは兄が買っていて一回聞いてたんだけれどやっぱり自分でかわねばって思ってた。 もう50は超えてる天才が持てる技を全て惜しげもなく使いきった。売れることはまあいい。音楽に誠実に向き合う とこうなるのか?元々邪念がなさそうな人だがトニカク清廉でやはり最高傑作とすべきのような気がする。

あのオルガンの音、刻みギター、スパスパくるドラム、うまいベース。楽器が素晴らしい。 冗長な傑作!ロックもここまできたか?too muchでは行けない。小宇宙。大音量で聞かねばならない。

2003にこんなアルバムが出るなんていやはやかなり幸せな事ではある。往年のワンハンドバックブリ−カーも コブラツイストも実はまだまだ説得力を持った必殺技なんだと確認できたというか。

冷静に考えるとバンドのロビーロバートソンが出したソロの感じに似てなくもないがあっちは 唄がね−、音楽素養の高さつうのがあるとすれば2ダイ巨頭だろうがしかしまあ圧倒的にこっちに軍配。 も一つ較べるとすればバンモリソンか?しかしあの因業ジジイはやはりもうなんつーかとにかくこっちに軍配。

この3人はもしかするとロックの生んだ文化遺産、人間国宝のような気もしてつまりjazzの巨人みたいなものか。 人間国宝つうのはコンニャロを基本にするロックとはまあ対極と言えば対極だがしかし1960,70年代に生んだ 音楽の名人つうことでこういう名人を出した60,70年代はやはり豊潤といえるんだろう。

まあつまりあんまり金とか関係なく芸術かどうか知らんがまあ自分の好きなものに取り組めたつうことやもしれん。

人間つうのは色濃く時代を吸収して生きているわけでみのもんたに健康だの老後だの金儲けだの節約だの もろもろ余計な事を指南されているこの時代、しかしやはりこれは奇跡の薬というか steve winwoodさんは全くなーんも変わってない というか これでいいんだというか。そういうことだろうと思う。

昔 晴れた日に鵜の木の多摩川沿いでYさんとキャッチボールをした。酒飲んだ翌日だったけれど 空は青くて川は静かで時間がゆっくり流れてた。ゆっくりしたボールの軌道、途中で山なりのを投げたり、ゴロを投げたり。
昔 S君が鴨居に住んでたときに行った鴨居川も曇り空の下でゆっくり流れていた。今も変わってないんだろう。

たった2000円で大袈裟な物言いではあるがそういう安寧な気持ちにちょっとでもさせてくれるstevewinwoodさんのニューアルバムを自分で金出して買って よかったと思う。

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